世界の車窓からー

アマプラに世界の車窓からが来ているので、ぼーっと見ている。

電車に乗ると、というか乗り物に乗ると、バスでも飛行機でも、車窓を眺めるのが好きで、

飛行機は必ず窓際の席を予約するし、東名を走る夜行バスは、静岡は暗すぎて何も見えないけど、ずーっと外見ながらいつのまにか眠る。

 

だから世界の車窓からも、面白い。アドリア海は眩しく、モロッコの草原は美しく、スイスの山あいは険しい。

 

でもこの番組の一番のポイントは、実は車窓でも列車でも、時折紹介される観光地や遺跡でもなくて、一緒に乗っている乗客の屈託ない表情なんだな。

日本で、突然車内でカメラを向けられて、こんなに笑えることないよねってくらい、まっすぐな目でカメラに微笑む子ども。後ろから優しく見つめるばあちゃん。

前歯が抜けていても、向かい合わせの席に座って見知らぬ人と楽しそうに会話するじいちゃん。

絶対値としてその車内空間が素晴らしいなと思うし、普段の会社、会社に向かう我らが愛知環状鉄道と比較して、なんか落ち込む。

 

旅はいつでも、移動そのものに意味があり、移動そのものこそが目的なんだって、思う。

早く旅したいな